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3.232018
積雪エリアでの太陽光発電メンテナンス
お世話様です。
3月も終わりに近づき桜も咲き始め、春を感じる季節になってきました。
今年は、首都圏でも大雪があったりと雪に悩まされた年でもありましたので太陽光発電と積雪について書かせて頂きます。
積雪エリアでは、下記の写真のように、地面からの高さが高く、角度も30°~40°と急角度です。
また、雪の重みで架台やパネルが破損される恐れがありますので、冬場は留め金具を外して、垂直にパネルを立てているケースもよく見られます。
当然、メンテナンスも大変です。
まず冬場は、除雪作業が欠かせません。どんどんパネルの下に雪が溜まりますので、積雪が多いエリアでは1週間のほとんどを除雪作業に費やすということも珍しくありません。
従って保守メンテナンス費用の中に、除雪費用を計上しておく必要があります。
年間で除雪業者に委託すると大きさにもよりますが、〇百万円という金額がかかりますので、自社(事業主)で実施するところも多いようです。
普段積雪が多くないエリアでも、大雪が降った時の対策は考えておいた方が良いでしょう。
冬も大変ですが、夏の点検も大変です。パネルの目視点検、パワコン・接続箱での計測共に高所作業になってしまう可能性もあります。通常の案件よりは、コストが大幅にかかりますので、その点依頼側も受ける側も認識をすり合わせたうえで、運用していく必要があると思います。
積雪エリアでのメンテナンスもぜひご相談ください。