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工場屋上の絶縁不良調査を実施しました

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本日は、最近増えている絶縁不良調査の仕事について書きたいと思います。

2021年11月にご依頼いただきました案件で、工場上3200枚、約800kWほどの容量の設備にて

依頼元が直流側全ストリングの絶縁抵抗測定を実施したところ、約230系統(ストリング)中、70近い系統で

1MΩ未満の数値が出たとのことで更なる詳細調査のご相談がありました。

その後いろいろやり取りさせていただき、1MΩ未満の約70系統ほどを、すべてモジュールを外し、

1枚づつ絶縁抵抗調査を実施し、絶縁抵抗の値が、0.4MΩを下回るパネルが120枚程度確認できました。

作業としては、1枚づつ外して計測していく流れになりますが、元々あるストリング図が大幅に違っていることが

判明し、当社の断線特定器にてストリング図を作成しながら進めたため、かなりの時間を要しました。

この後は、基準値以下のモジュールだけでなく、基準値に近いモジュールも含め、メーカーとの保証交渉および

交換工事にうつっていく流れになります。

 

2021年は、この事例のような絶縁不良の調査の依頼を頂く、もしくは現場で絶縁不良個所が見つかるケースが

かなり見られましたが、ここまで大規模な不良ははじめてでした。

売電開始後、年次が進むにつれて、このような絶縁不良のケースは増加していくと思われます。

丁度この11月には、別の倉庫屋上高圧案件でも、直流集電箱ーパワコン(250KW)でも絶縁不良が見つかったりと

依頼が重なりました。

今後は、年次の計測での絶縁抵抗測定値に留意し、他の系統に比べて相対的に低い系統があれば、

調査、特定が必要になってくると思われます。


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