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7.262018
除草シーズンがやってきました!夏場の草刈り、太陽光発電のメンテナンス留意点
先日山梨県で、I-Vカーブ測定含めた計測、目視点検と除草を行ってきました。
夏場の草刈りは、作業者にとっては厳しい環境です。
熱中症には特に気を付けていきたいと思います。
当社も4月~9月まで除草の相談が多くなりますが、この時期は特に草木の成長が早い時期です。従って実施サイドも依頼側も洗浄と同様いくつか留意点やコストを抑えるために必要な視点がありますので整理したいと思います。
■事業主サイドからの除草(除草剤未使用のケース)の留意点
*基本借り倒しでコストを抑える
処分回収まで実施すると自治体によっては大幅に費用が上がります。特に刈った草の飛散や虫害を気にしなければ借り倒しで良いと考えます。
*スポットではなく管理をお願いするのも1つ
スポットで年1回となると、実施時期に迷います。また、6,7月に1回実施してもすぐに伸びてしまい発電に影響が出ますので、点検含め年間で管理を委託するのも手です。ただし、月に何度も巡回してもらえる訳ではありませんので、最大年3回等のすり合わせは必要です。
*防草シートの敷設を建築前、建築後も検討する
防草シートを敷設することで除草のコストを抑えることができます。防草シート敷設と除草コストの比較になりますが、できれば防草対策を予め打つことを推奨します。
■メンテナンス実施者サイドの留意点
*現地調査と調査からの見積もり期限を早めに
夏場は草木の伸びが早いのでできるだけ現地調査を行い、かつ見積もり期限を早めに設定する必要があります。
*実施範囲や水準を明確に規定する。
特に、モジュール下、フェンス内なのかフェンスも実施するのかなど明確にすり合わせましょう。
*設備内の障害を把握する
作業時に障害となるものを予め情報収集すると良いでしょう。
配管が埋設か否か、傾斜地かどうか、草の種類、竹等がないかどうか、フェンスの中に入れるかどうか作業効率に影響のある点は確認しておく必要があります。
*安全に作業する
夏場の熱中症、蜂・蛇などに注意する、草のかぶれなど体の安全を守る準備は必要です。
また、断線やモジュール破損の事故も多いので、渡りケーブルの位置や飛び草飛び石には注意しましょう。
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